設計事務所と工務店の違い | 長野県松本市の新築、注文住宅設計|横内建築設計事務所



設計事務所と工務店の違い

建築設計事務所 工務店・建設会社
メリット ■オンリーワンの住まいができる。
■変形、狭小などの難条件土地にも対応。
■家作りにとことんこだわる事ができる。
■どんな設備も基本的に使用可能。
■予算をかけたい部分とかけたくない部分のメリハリを付けられる。
■工務店の施工を依頼主の目線で監理してもらえる。
■色々な業界へ幅広い知識く総合的に知識があるので選択枠が広がる。
■入居後も気軽に相談できる。
■無駄を省いて予算削減可能。
■地元とのつながりを大切にできる。
■職人さんとふれあう機会があるので、相談しやすい。
■地元で施工した実例が見やすい。
選定と依頼 チラシ・知人の紹介による場合が多い。モデルハウス・現場見学会が無い場合は訪問しづらい。現場見学会などで実物を確認できる。 雑誌・知人の紹介による場合が多い。
どんな設計をしているか情報が得にくい。敷居が高く感じる。(訪問しづらい。)広告・宣伝には費用をかけていない。
設計者 設計者を選べる。 設計者を選べない。
設計監理料 工事費の6~10%程度が一般的。(用途、構造、規模により変動)設計監理料にいくらかかっているのかはっきりする。 工事費に含まれている。仮に項目がある場合も無料やわずかな金額で実際の金額がはっきりしない。
設計内容 建築主の要望・敷地形状・環境を考慮した設計。自由度が高い。建築主との綿密な打合せ又要望をより細かく図面に示すのである程度の設計期間が必要となる。 建築主の要望・敷地形状・環境を考慮した設計。自由度は高いが自社の得意な工法に重点を置いた設計となる場合がある。細かく図面化しない場合は設計期間は短い。 設計・施工のため設計段階から工事の期間がつかみやすい。
工事費 施工業者からの見積もりの内容を設計事務所がチェックできる。又、建築主と設計事務所で施工業者を数社選定し、同じ内容の図面で見積もりを取り、もっとも安い業者で決定することもできる。(競争により工事費の低減をはかる。) 工務店の見積もりに従う。建築主が内容のチェックをする。数社から見積もりを取る事も可能だが、同
じ条件ではないため、比較が難しい。
施工者 建築主と設計事務所で相談の上、決定。どこに頼めばよいかわからない場合、設計事務所が信頼のできる業者を紹介できる。 建築主がチラシ・知人の紹介・現場見学会などから内容を確認の上、決定。
工事監理 設計事務所が建築主の立場で監理を行う。工事内容について建築主が疑問に思うことがある場合は設計事務所が確認の上、報告・解決できる。 施工業者の自己管理と設計事務所の第3者立場としての二重の監理が行える。 工務店が管理・監理を行う。
トラブル処理 トラブルが起きた場合は、設計事務所が中立の立場で専門的に判断し、3者が話し合いの上、解決する。 建築主と工務店が直接話し合う。意見が対立すると苦労する事もある。契約内容の十分な確認が必要。